2008年10月29日水曜日

等級検査、無事終了。


本日、JA仙台東部営農センターで等級検査を受けてきました。







塩釜市浦戸(寒風沢)産ひとめぼれ31袋全てパス。
右の写真は1等米の証印です。





そして、塩釜市本町の浦霞醸造元株式会社佐浦さんの酒蔵に無事搬入してきました。稲刈り後の天候に恵まれず、天日干しでの乾燥が思うように進まないこともあったりで、杜氏さんはじめ酒蔵の関係者の方にも心配をお掛けしましたが、何とかギリギリのタイミングで間に合わせることが出来て私達も一安心しました。
等級検査においても、初めての経験で書類に不備があったり、詰めていった袋が検査専用でなくて現地で詰め替えたり、1日で済むはずが2日通うことにもなりました。そんな中で組合員でもなく、不慣れな私達に大変親切に接し指導して下さった農協(JA仙台)の方々、本当にありがとうございました。
周囲の温かさにも支えられたお米です、きっとおいしいお酒になるはずです。
hassyでした。

2008年10月26日日曜日

米の引き取り

本日、10月26日土曜日、9月27日に稲刈りをしたお米を引き取りました。
天日干しの期間中、天候が悪かったため、やっとの引き取りとなりました。

今日は、朝6時に集合して、7時に東松島市の東名浜で生産者の方から引き取りという段取りです。
この東名浜から寒風沢まではおおよそ300mくらいの距離でしょうか?
すぐ目の前に寒風沢島と朴島が見えます。
塩竈の港を使うより、こちらの方が時間的に全然早いのです。




あらかじめ脱穀をしてもらい、玄米にして、そして、30キロごとに袋詰めにして引き渡しをしてもらいました。
明日、農協にこの玄米を持ち込み、等級検査をしてもらいます。
そして、等級検査のあと、浦霞の佐浦さんにこの玄米を届ける段取りです。


そのあと、佐浦さんで精米をし、いよいよ酒造りが始まります。
この仕込み体験は、11月23日(日)に予定されています。
仕込み体験では、引き込み作業、こうじ造り、洗米作業、仕込み作業などが体験できます。
ついにここまで来たか‥、という感じです。
皆さん、どうぞご期待下さい。

2008年10月17日金曜日

稲刈り終了しました!

                    9月27日(土) 曇り


 今日は、5月17日に田植えを行った稲の刈り取りの日…
 今年はお盆以降晴天の日が少なく、稲の生育も1週間くらい遅れて  
 いるとこのと。
 この日は、丸文汽船の社長のご案内を聞きながらで塩竈マリンゲー 
 トから寒風沢島へ向かいました。





寒風沢の浮き桟橋から歩いて25分。
ようやく田んぼが見えてきました。

天候のせいでしょうか?
想像していた黄金色の田んぼではありませんでした。





前日まで雨が降っていて、田んぼの中にはまだ雨水が残っていました。

素人には無理ということで、あぜから鎌が届く範囲で、稲を刈って下さいとの指示でした。

膝下までの長靴では役に立ちません。
丘の田んぼの乾いた状況の稲刈りとは、全く違うことを実感しました。




黙々と2時間あまり。

稲を刈る人、
稲を束ねる人、
稲を運びはせに掛ける人、

たにしやザリガニを捕っているひと。



2時間あまりでこれくらいの稲を刈りました。

これからおおよそ半月の間、天日に干し、自然の風にさらして
自然乾燥を行います。

農協で扱う米は、自然乾燥ではなく、ボイラーでもみごと乾燥させるんですが、食べる米としては、この天日干しの方が遙かにおいしい
お米になるんだそうです。




この穫れた米は、食米ではなく、酒米として使うのですが、
もったいない…、食べてもいいのに。と、思ったのは僕だけでしょうか?
私たちは、田植えや稲刈りなど簡単にやらせていただきましたが、
それを準備したり、ここまで快くご協力していただいた
寒風沢の方々に心から感謝します。
ありがとうございました。


                   いよいよ11月は仕込み体験です。

                  クライマックスが近づいています!