午前10時から行われますが、9時からスタッフが、会員の皆さんのお出向かいの準備を始めました。
場所は、「浦霞 醸造元 株式会社佐浦」です。
1724年から酒を作り始め、現社長の佐浦弘一さんはその13代目にあたるそうです。
また、杜氏は「南部杜氏」の鈴木智さん。
地元出身で、岩手県出身者以外で初めて「南部杜氏」の資格を認定された方に、ご指導頂ました。
午前10時
(株)佐浦さんの会議室にて、(株)佐浦さんの沿革や酒造りについて、社長の佐浦さんからご説明をいただき、今日の仕込み体験の概要や注意事項を南部杜氏の鈴木さんにしていただきました。
今日、私たちが体験させていただくのは、
1、 洗米作業
2、 浸漬作業
3、 製麹(せいきく)作業
4、 留添作業
でした。
酒造りの順序は異なると思いますが、まず、最初にやらせていただいたのは、「製麹」作業の一部の
種麹の植え付け作業でした。
南部杜氏の鈴木さんにご指導いただきながら、麹用の「蒸米」に「麹」を振りかける作業です。
この作業部屋は室温が30度くらいで、全て杉の木の正目(節目がない)の板で作られていました。
また、天井の換気口には、2メートルほどの厚みのもみ殻が敷かれていて、これらで室温や湿度を調節しているとのことです。
蒸米に麹を振りかけ、それをかき混ぜたり、ひっくり返したり、それを2度繰り返します。
すぐに汗がでてきます。
杜氏や蔵人の格好が、肌着(すててこ)姿なのが理解できました。
作業後半になってくると、女性の方々が、「肌がツルツルしてきた」と言い出しました。
つづく
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