2008年11月24日月曜日

仕込み体験-1と2からお読み下さい。
見づらくて申し訳ございません。

さて、次はいよいよ仕込み作業ですが、先程蒸された米でほぐされた仕込み用の米が機械からでてきます。「かけ米」と呼ばれていて、すでに酒造タンクに酒母が仕込まれていて、「三段仕込み」の最終段階で加えられる米にあたります。
この部分が、「留添」という行程だそうです。


麻布に蒸米を包んで、持って酒造タンクまで運びます。

今回使用する「酒造用のタンクは、吟醸酒専用」のタンクだそうです。
そうですよね。今回造られるお酒は、「純米吟醸酒 浦霞 寒風沢」 なのですから。



タンクをかい棒でかくはんさせる作業ですが、えらい力がいる作業です。
正式な行程では、酒簿に蒸米・麹・水を加え、4日間かけて仕込みます。この行程が、初添・(おおどり=仕込み休み)・仲添・留添と呼ばれて、これを称して「三段仕込み」と言うそうです。

今日の体験が一通り終わったところで試飲をさせていただきました。
特別純米酒浦霞「生一本」と、浦霞「禅」です。生一本は濃厚な味、禅はすっきりとして良い香り。
どちらも素晴らしいお酒でした。


今回の米は、宮城県塩竈市の離島の寒風沢島で生産された「ひとめぼれ」です。
酒米には、タンパク質部分が多いと雑味が多くなってしまうということで、今回の寒風沢米は、無農薬で
低肥料で天水、そして、天日干し。また、最高の南部杜氏の鈴木さんが担当されますから、
きっと美味しいお酒になると思います。

お酒ができあがるのは、来年の4月から6月だそうです。
良いお酒ができるように願うばかりです。

浦霞の皆さん、どうぞよろしくお願い致します!


これまで、田植え、五穀豊穣祭、稲刈り、そして、今回の仕込み体験。皆様のおかげでここまでやってこれました。こころから感謝申し上げます。美味しいお酒をお届け致します。しばらくお待ち下さい!

ありがとうございました 。                KHB・浦戸アイランド倶楽部 一同

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